YKK Pension Fund

YKK企業年金基金

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よくある質問

従業員からの質問

皆さまから寄せられる質問を整理しました。左のメニューで該当する項目をクリックすると質問と回答が表示されます

Q101 企業年金とはどのようなものですか?
A101 企業が、従業員の福利厚生の一環として実施する年金制度です。
法定福利厚生(法律で事業主や従業員に対し加入や費用負担等を義務づけている福利厚生制度:厚生年金保険や健康保険・介護保険など)ではないため、企業年金がない会社もあります。
Q102 どのような人がYKK企業年金基金に加入できるのですか?
A102 YKKグループおよび関係会社の社員・準社員が対象になります。(一部除外あり)
ご自身の加入状況はこちらで確認してください。
→ 確認フローチャート
Q103 YKK企業年金基金には、いつまで加入できますか?
A103 YKKグループおよび関係会社の社員・準社員である限り加入できます。(最長 65歳到達まで)
なお、旧制度の給与比例制に加入されていた場合は、最長60歳到達までとなります。
加入制度は、こちらで確認してください。
→ 確認フローチャート
Q104 給料明細に基金の保険料が記載されていませんが、基金の保険料はどうなっているのですか?
A104 YKK企業年金基金の保険料(掛金といいます)は、全額会社が負担します。従業員(加入者)の負担は一切ないため、給料明細には記載されていません。
Q105 基金に加入するメリットはなんですか?
A105 YKK企業年金基金加入のメリットは、一定の加入期間があれば公的年金にプラスして基金から給付(年金や一時金)が受けられることです。
厚生年金保険料の負担は本人と会社の折半ですが、YKK企業年金基金の保険料(掛金といいます)はすべて会社が負担します。
ご自身の意思で基金を脱退することはできませんが、会社が保険料を負担するうえ、一定の加入期間があれば公的年金にプラスしてYKK企業年金基金から給付(年金や一時金)が受けられるので、加入することで損することはありません。
Q106 YKK企業年金基金には、育児・介護休業期間中も加入できますか?
A106 育児・介護休業期間中も、YKK企業年金基金に加入できます。
なお、支給要件や受取方法の判断に使用する期間(加入者期間)には含めますが、給付の計算(給付額の計算に使用する期間・給付算定期間)は、以下のとおり取り扱います。
  1. DB(確定給付企業年金)
    <給付額の計算に使用する期間>育児・介護休業期間を含めます。
  2. 退職金
    <給付算定期間>以下に該当しない場合は、育児・介護休業期間を含めます。
    ※育児・介護休業期間中または復職後6ヵ月未満で退職した場合
Q107 60歳以降も働く予定ですが、働いている間、DB(確定給付企業年金)・退職金の積立は増えますか?
A107
  1. DB(確定給付企業年金)
    定額ポイントの積立は30年加入で上限の50,000ポイント積立、役割ポイントの積立は60歳までの積立となります。
    このため、60歳以降にポイントの積立が増えるのは、60歳到達時に加入30年に到達していない方の定額ポイントのみとなります。
  2. 退職金
    会社の「退職金規程」・「準社員退職金規程」で定められた期間までの積立になります。会社の規程を確認してください。
Q108 退職日が1日違うだけで、給付に影響がでる場合があると聞きましたが本当ですか?
A108 DB(確定給付企業年金)と退職金には2つの期間があり、「支給要件や受取方法の判断」や「給付の計算」に使用します。
各期間とも、「月単位」で数えるため、退職日が1日異なることにより、YKK企業年金基金から将来受ける給付に影響がでる場合があります。
●支給要件や受取方法の判断 : 加入者期間
●給付の計算:給付額の計算に使用する期間 または 給付算定期間

  1. DB(確定給付企業年金)
    <加入者期間>社員等(社員または準社員)になった月から社員等でなくなった月(最長65歳到達月)まで
    <給付額の計算に使用する期間>社員等(社員または準社員)になった月から社員等でなくなった月(最長65歳到達月)の前月まで
  2. 退職金
    <加入者期間>社員等(社員または準社員)になった月から社員等でなくなった月(最長65歳到達月)まで
    <給付算定期間>社員等(社員または準社員)になった月の翌月から社員等でなくなった月(最長65歳到達月)まで

    たとえば、4月30日に脱退した人と5月1日に脱退した人を比べた場合、たった1日の違いですが、加入者期間・給付算定期間(給付額の計算に使用する期間)とも1ヶ月分相違します。

    *最長65歳到達月:「DB」や「退職金」には65歳までしか加入することができないため、65歳以降も社員等でYKKグループで勤務される方は、65歳誕生日前日に『65歳到達』により基金の加入者ではなくなります。なお、『65歳到達』に伴い加入者でなくなった方は、「DB」や「退職金」の年金の受取開始時期を繰下げることができます。
Q109 加入中に死亡したら、YKK企業年金基金の給付(年金や一時金)はどうなりますか?
A109 基金に加入後、原則3年以上で亡くなった場合には、YKK企業年金基金からご遺族に「遺族一時金」をお支払いします。
遺族一時金を受けられるご遺族は、①配偶者(内縁含む)、②子、③父母、④孫、⑤祖父母、⑥兄弟姉妹、⑦死亡当時同一生計だった人、の順位で、最も順位の高い人になります。
なお、退職者(将来年金で受けることを選択した人)や受給者(支払保証期間が残っている人)が亡くなった場合にも、遺族一時金をお支払いします。
Q110 年金と一時金、どちらを選択するほうが有利ですか?
A110 YKK企業年金基金の年金と一時金の選択には、以下のメリット・デメリットがありますので、考慮のうえでご判断ください。
●年金を選択した場合
  1. 決まった金額が受け取れるため、老後の生活が安定する。
    ※DB(確定給付企業年金)は終身受け取り可能、退職金は、5年確定年金
  2. DB(確定給付企業年金)は終身受け取り可能なため、長生きすれば一時金で受給するより有利になる。
  3. 大きい税制メリットが受けられない(退職所得控除)
  4. 60歳未満で退職した方は、年金を受けられる60歳まで据え置いている間、利息が付かない。
  5. 受給開始年齢以後、毎年 確定申告などが必要になる。
  6. 制度変更があった場合、年金額が変動する可能性がある。
  7. 物価が上昇した場合、実質的価値が下がってしまう。
  8. DB(確定給付企業年金)は、15年の支払保証期間が付いているため、15年うけとる前に亡くなってしまった場合は、残っている期間分を一時金に換算して遺族が「遺族一時金」をうけとれる。(Q115をご参照ください)
    『65歳到達』に伴い年金の受取開始時期を繰下げている場合は、繰下げた年齢に応じて支払保証期間は短縮
●一時金を選択した場合
  1. 比較的まとまった金額がすぐに手に入る。
  2. 退職時に一時金を受け取ることで、大きい税制メリットが受けられる(退職所得控除)
  3. 手続の回数が少なくて済む。
  4. 制度変更があった場合にもその影響をうけない。
  5. 物価が上昇して貨幣価値が下がった場合にも影響をうけない。
Q111 YKK企業年金基金から一時金を受け取った場合、税金はかかりますか?
A111 DB(確定給付企業年金)・退職金を一時金で受け取る場合は、原則、退職所得として課税の対象となります。
ただし、勤続年数に応じた「退職所得控除」があり、他の退職所得と合算して控除内であれば税金はかかりません。
DB(確定給付企業年金)・退職金とも一時金で受け取る場合は、合算した額で税額を計算します。
なお、一時金額が退職所得控除額を超えると、その超えた分の2分の1に税金(累進課税)がかかります。
*勤続年数5年以内の方で、一時金額から退職所得控除を差し引いた額が300万円を超えた場合は、300万円を超えた分については2分の1は適用されません。
●退職所得控除額
勤続年数20年以下・・・勤続年数(1年未満は切り上げ)×40万円(80万円に満たない場合は80万円)
勤続年数20年以上・・・(勤続年数-20年)×70万円+800万円
注) 令和3年4月1日以降に社員等となった方が65歳以降もYKKグループに社員等で勤務される場合、65歳到達により基金の加入者ではなくなりますが、65歳時は在職中のため、一時金で受け取ると退職所得控除が適用になりません。(一時所得)
一時金の受け取りを退職時まで繰下げる(受け取りを遅くする)ことで、退職所得控除が適用されます。
Q112 60歳以降も働く予定ですが、働きながらYKK企業年金基金の年金を受けられますか?
A112 YKKグループで、社員・準社員として働いている間は、YKK企業年金基金に加入中のため、年金や一時金は受け取ることができず、退職してから受け取ることになります。
ただし、基金に加入できるのは65歳までのため、65歳に到達した場合は年金や一時金を受け取ることができます。
Q113 60歳前に退職した場合、YKK企業年金基金の年金はいつから受けられますか?
A113 60歳前に退職した場合は、YKK企業年金基金の年金は、60歳から受けられます。
なお、退職時か60歳到達時に、年金か一時金、どちらを受けるか選択することができます。
Q114 基金の年金は、いつまで受けられますか?
A114 YKK企業年金基金からの年金は、以下のとおりになります。
  1. DB(確定給付企業年金)
    15年支払い保証付きの終身年金になりますので、生存されている間、受けることができます。
    『65歳到達』に伴い年金の受取開始時期を繰下げている場合は、繰下げた年齢に応じて支払保証期間は短縮
  2. 退職金
    5年確定年金のため、5年間で終了になります。
Q115 DB(確定給付企業年金)は、15年の支払い保証付き終身年金とはどういうことですか?
A115 「15年の支払保証」とは、15年間で年金が打ち切りになるということではなく、15年間は必ずお支払いする保証が付いているということです。
たとえば、60歳から年金をうけはじめ、万が一65歳で死亡された場合、年金は5年間しかうけとっていません。
この場合、ご遺族の方に、残りの保証期間10年分の年金を一時金に換算して、「遺族一時金」としてお支払いします。
『65歳到達』に伴い年金の受取開始時期を繰下げている場合は、繰下げた年齢に応じて支払保証期間は短縮
Q116 DB(確定給付企業年金)の役割ポイントは、なぜ実力等級をもとにポイントを付与するのですか?
A116 現在のYKKグループおよび関係会社の人事制度では、すべての職群に役割等級があるわけではありません。
現在は実力等級をもとに役割ポイントを付与するしくみですが、今後人事制度が変わり、すべての職群に役割等級がついた場合には、基金の役割ポイントは「役割等級」をもとに付与するしくみに変更する予定です。
Q117 DB(確定給付企業年金)のポイント単価はどのような基準で今後変更されますか?
また、今後物価が下がった場合、ポイント単価が下がることはありますか?
A117 DB(確定給付企業年金)のポイント単価は、現在1ポイント=1円です。
このポイント単価は、今後、物価が上昇した場合に見直しをすることが可能になります。
どの程度上昇したら見直しをするかという明確な基準はありませんが、短期的な物価上昇をみるのではなく、継続的な物価上昇が見込まれた場合に会社と基金とで検討をし、ポイント単価を見直すことになります。
今後、継続的に物価が下落しても、給付減額とみなされるためポイント単価を下げることはできません。
一度ポイント単価を上げると、その後下げることはできないため、ポイントの見直しをする場合はかなり慎重に行う必要があります。
Q118 現在の給付額などを教えてください。
A118 年1回9月に、「退職給付 見込額のお知らせ」で、前年度末(3月31日)時点の見込額をお知らせしていますので、そちらで確認してください。
紛失等で再発行を希望される場合は、基金にご連絡ください。
Q119 「退職給付 見込額のお知らせ」が配付されましたが、これは何のための書類ですか? また、今後も届くのですか?
A119 退職後に受け取ることができる給付(退職給付)には、どのようなものがあるかを知ってもらうために、2017年度から配付している通知です。
毎年9月に、「明細くん」への掲載、または、手渡しで配付しています。
(2016年度までは、退職金については「退職金の見込み額のお知らせ」を、DBについては「加入のお知らせ(加入通知書)」を、毎年2月に通知していました。)
Q120 私には「退職給付 見込額のお知らせ」が届きません。なぜですか?
A120 以下に該当する方には、届きません。
  1. 計算基準日である前年度末(3月31日)時点で、勤続年数が3年未満の方
  2. 雇用資格が、社員(見習含む)および準社員以外の方
  3. 2009年3月31日時点で基金の加入者で、1957年4月1日以前生まれの方
    (旧制度であるDBの給与比例制に加入されていた方)
上記に該当していないにも関わらず、届いていない場合は、基金までご連絡ください。
→お問合せ先・連絡先
Q121 「退職給付 見込額のお知らせ」について異議申し立てや、確認したいことがある場合はどうしたらよいですか?
A121 基金までご連絡ください。→お問合せ先・連絡先
ただし、会社からの届出をもとに作成しているため、内容によっては会社に確認をするため、多少お時間がかかる場合があります。
Q122 将来の見込額が知りたいのですが、問合せをすれば教えてもらえますか?
A122 基金での試算は行っていません。
なお、シミュレーションで、簡易的な試算はできますので、ご利用ください。
ご利用の際は、9月に配付された「退職給付 見込額のお知らせ」をお手元にご用意ください。
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